第7巻に副題を与えるとすれば、「戦争の本質とは何か」だ。 ドイツ軍人のクラウゼヴィッツは戦争を、「政治におけるとは異なる手段を持ってする政治の継続にほかならない」と説いた。奉天会戦も、日本海海戦も政治の継続の一環だ。 司馬は、戦争が政治の一環…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。